引越しの注意点とは?
引越し作業は単純作業のように見えて、実は奥が深いものなのです。
引越しの多くは積地で荷物をトラックに積み、移動して、卸地でトラックから荷物を卸すという作業が一般的です。
しかし、違う作業手順のものがあります。
例えば、近い場所での移動の場合、距離にして100mとか200mなどの場合、トラックに台車ごと荷物を乗せて、移動して、台車ごと運び入れるという作業をおこなったりします。
トラックでピストン輸送を繰り返すという方法です。
台車ごとトラックに積み込みますので多くの量は詰めませんが、その代わり積み終わったらすぐに移動してトラックから運び出します。
また、本当に道路を挟んで向かいのビルに移転する場合などは、トラックを使用しないで、台車で道路を渡って運ぶこともあります。
いずれの方法を取るかというのは、引越し作業に掛ける予算にもよりますが、なるべく予算が掛からない運搬方法を取るというのが一般的です。
例えば、先ほどの100m~200mの場所への搬送なら、トラックを使わずに台車で運ぶことも出来ますが、より多くの作業人員を必要とします。
また、作業時間も朝9時からスタートして夕方5時には終了するようにしないと作業員の割増料金が発生してしまいます。
どの方法を取るかは引越会社の担当者が決めて見積書を作成しますので、その内容もしっかりと発注者は聞いておいたほうが良いかもしれませんね。