オフィスの内装を変えてみたいと思ったら?
会社に於いて、オフィスの内装を変更したいと思った場合に依頼する先は内装工事業者です。
内装工事業者ではビルなどのオフィスを専門に扱うところと、住宅などの木造系を扱うところとに分かれていることが多いですね。
違いとしては木を扱うのか、軽量鉄骨を扱うのか、その程度なのですが、大工には軽量鉄骨は扱いませんし、逆にLGS屋と呼ばれる軽鉄屋さんには木を扱うことは出来ません。
どちらが良いということではなく、特に東京都内のオフィスビルは木柱を使った壁造作を防火上の面から利用しないことが多いということです。
作業の早さではLGSに分があります。
大工は住宅工事をメインに行なっているということもあり、小さなことでもクレームが起きないようキッチリ仕上げるということが一般的です。
LGSの場合は、お客さんが企業であることから、それほど細かなことを求めてこないこともあり、収まっているのであればそんなに問題がありません。
よく飲食店やオフィスの内装を見て頂ければ分かって頂けるかと思いますが、細かなところが結構雑に仕上がっていることが通常です。
それよりも工期を最短で仕上げる方がよほど重要だということなのです。
全てのいいどころどりということはなかなか出来ないものです。
オフィスの内装工事では常にスピードが求められるということですね。
内装工事を依頼したければ、まずオフィス関係の内装工事を行っている会社を探すことから始めましょう!
壁紙クロス工事を行う際の注意点とは?
壁紙クロス工事を行う際に注意することとは何でしょうか?
壁紙クロス工事を行うということは、既存の壁紙が汚くなってきたから貼り替えたいという場合が多いのではないでしょうか?
クロスを選ぶのは貴方自身です。
様々な色や柄のある壁紙のサンプルを見ながら、どれを選ぶのかを決めていかなければなりません。
クロスには多く2種類があります。
量産品のクロスと1000番代のクロス。
量産品は多くの住宅やオフィス等、様々なところで使われる価格も落ち着いたものです。
一般的には壁紙は白色系であることが多いですので、この量産品のクロスで十分だとえいます。
1000番代のクロスは価格が少々高くなりますので、デザインなど、こだわりがある室内や店舗内に使用するケースが多いと考えます。
どちらも汚れにくいとか、傷つきにくい等はさほど変わりないと思います。
1000番代のクロスの方が多くの色柄物が揃っていますのでデザイン性豊かに仕上げることが出来るということです。
また、貼り替えたとき、下地の凸凹を拾わないようにするためには厚手のクロスを選択されることをお薦めします。
薄手のものは格好良いということもあるのですが、それだけ施工も難しいのです。
貼り替えの場合、特にオフィスなどは何回も貼り替えを行っているため、下紙が何層にも張り残っていてそれが凸凹を生んでしまうこともあります。(※一般的には貼り替えの場合は下紙を残して貼り替えます)
そんなことにも注意しながら壁紙クロスを選択すると良いと思います。
引越しの深夜作業について
引越し作業は日中だけとは限りません。
オフィスビルなら土日の日中というのが引越しの基本だと思いますが、商業ビルなどの閉館日がない施設ビルですと、テナントが閉店する夜10時から引越し作業がスタートするというのはごくごく一般的なのです。
飲食店が入っているフロアーだと、夜中12時スタートといった具合に、他店舗の商売に影響がでないよう引越し作業を進めていかなくてはなりません。
夜間の引越し作業は、日中の引越作業に比べて価格が割増になります。
これはトラックと作業員の費用がそれぞれ深夜割増になるということです。
国土交通省の決まりに則って、深夜割増を頂いてもよいということになっています。
深夜作業となると、作業員も自宅に帰るために電車等の交通機関も動いている時間帯に作業終了する必要があります。
夜12時頃までに終了するか、朝5時頃まで作業を続けることになります。
その時間帯は作業員拘束となりますので、費用を見ておかなければなりません。
深夜作業は通常の作業よりは余裕をもって予め予算組しておいたほうが良いということです。
オフィス移転時の内装工事をもっとも安くおさめる方法とは?
オフィス移転時には内装工事が不可欠です。
もちろん、ただのだだっ広い部屋に机を並べるだけでOKというのでしたら電気工事や電話工事だけで、特段内装工事といったものは必要ないのかも知れませんが、多くの場合、会議室や社長室など、レイアウトしたいと思うこでしょう。
そこで、なるべく安く施工費を抑えたいと、多くの方が考えるのではないでしょうか?
これは施工会社によっても利益率の大小で変わることもあれば、施工のご提案内容如何で大きく変わることもあります。
利益率に関しては、余程粗利を見込んでいない施工会社に依頼すると、まともな施工にはならないはずですので、そのような会社は除外しておいたほうが無難でしょう。
しっかりとした内容で、且つ金額も抑えて施工したい場合、施工内容の提案で全てが決まってくるということを知っておきましょう。
無駄に高価な材料を使用しても、見栄えがその価格に比例して良くなるのでしたら問題ありませんが、実際には掛けた金額と見た目は比例してよくなることはありません。
同じような材料で機能的にも同じであるなら、価格の安いものを使うという『バリューエンジニアリング』の手法を使うと、施工費用もぐっと抑えることができるのです。
見積書は表題の金額をみるのではなく、必ず内容を他社のものと比較検討することが重要だと考えます。
引越しの注意点とは?
引越し作業は単純作業のように見えて、実は奥が深いものなのです。
引越しの多くは積地で荷物をトラックに積み、移動して、卸地でトラックから荷物を卸すという作業が一般的です。
しかし、違う作業手順のものがあります。
例えば、近い場所での移動の場合、距離にして100mとか200mなどの場合、トラックに台車ごと荷物を乗せて、移動して、台車ごと運び入れるという作業をおこなったりします。
トラックでピストン輸送を繰り返すという方法です。
台車ごとトラックに積み込みますので多くの量は詰めませんが、その代わり積み終わったらすぐに移動してトラックから運び出します。
また、本当に道路を挟んで向かいのビルに移転する場合などは、トラックを使用しないで、台車で道路を渡って運ぶこともあります。
いずれの方法を取るかというのは、引越し作業に掛ける予算にもよりますが、なるべく予算が掛からない運搬方法を取るというのが一般的です。
例えば、先ほどの100m~200mの場所への搬送なら、トラックを使わずに台車で運ぶことも出来ますが、より多くの作業人員を必要とします。
また、作業時間も朝9時からスタートして夕方5時には終了するようにしないと作業員の割増料金が発生してしまいます。
どの方法を取るかは引越会社の担当者が決めて見積書を作成しますので、その内容もしっかりと発注者は聞いておいたほうが良いかもしれませんね。
オフィスと店舗と住宅の内装工事の違いと、注意するべきことは?
内装工事の仕事は大きく分けて3種類あると考えます。
まずはオフィスの内装工事。
オフィスの内装工事でもっとも多いのが間仕切り壁の造作です。
間仕切り壁を造作して、クロスを施工して、床タイルカーペットを貼り替えて、照明を移設して、電話LAN工事をする、これがオフィスの内装工事の基本です。
次に店舗の内装工事。
店舗の場合はオフィスと似通ったところも多いですが、厨房機器等や排気ダクトなどを店舗に合わせて作っていくことが求められます。
大きくは厨房があるかないかというところが大きな差であると考えます。
次に住宅です。
住宅は店舗ほど面倒な内容の工事が無いように感じますが、唯一の違いが何十年に渡って住み続ける(利用する)可能性が大きいことが挙げられます。
商売では数年で内装を全てやり直すこともあれば、店舗自体が無くなってしまうことも十分に考えられますが、住宅は一般個人の方が素人としての見方でものを見ますので、細部にまで丁寧に作りこむことが求められます。
店舗など、綺麗に仕上がっているような店内でも、細部を見ると、意外と隙間があったりするものなのです。
これが住宅ではそのレベルではお客さんが納得してくれないケースがほとんどですので、そのあたりが商売の水ものの箱との違いと言えます。
それぞれが工事として難しさを秘めており、例えば店舗ですと工期がほとんど無い中で突貫工事で進めることになるでしょうし、(すぐにでも商売を開始して収益を得たいから工期も必然的になくなります)、オフィスの場合も立退き時期に合わせての工事ですので工期は短いことが多いのです。
その為に、どれだけ綺麗に仕上げるかということより、どれだけ早く工事を終えることが出来るかのほうが余程重要だということです。
住宅の場合は顧客の目の厳しさが素人感覚であることをよく理解しておく必要があるということです。
商売をしている方でしたらある程度のことは理解できるでしょうが、(お互いお金を設けることを生業としている者同士だということ)一般の方はそれをもとにお金を稼ぐ訳ではありません。
その辺をよく理解することが問題を回避するためには必要だと考えます。
オフィスの引越しは、オフィス移転会社に任せるという選択。
オフィスの引越しは、引越し専門の会社に任せる以外にも、オフィス移転会社に依頼するという方法があります。
オフィス移転会社は引越しのみならず、内装工事や電話工事や電気工事等々、全ての工事を取り扱う会社で、引越しだけでも請け負っていることと思います。
そんなオフィス移転会社に引越し作業を依頼するというのも一つの方法なのです。
その際のメリットは、オフィスの引越しを内装工事等と絡めて行なっていたりしますので、勝手が分かっている、要は事情が分かっているという点が挙げられます。
作業の価格も国土交通省の指導のもと設定していますので、価格の設定もそれほどの違いがないと思います。
そんな引越し作業の依頼方法、皆さんもご一考下下さい。