東京都内のオフィス移転引越し

東京都23区内でのオフィス移転をお考えになっている方の情報を掲載

オフィスと店舗と住宅の内装工事の違いと、注意するべきことは?

内装工事の仕事は大きく分けて3種類あると考えます。

 

まずはオフィスの内装工事。

 

オフィスの内装工事でもっとも多いのが間仕切り壁の造作です。

 

間仕切り壁を造作して、クロスを施工して、床タイルカーペットを貼り替えて、照明を移設して、電話LAN工事をする、これがオフィスの内装工事の基本です。

 

次に店舗の内装工事。

 

店舗の場合はオフィスと似通ったところも多いですが、厨房機器等や排気ダクトなどを店舗に合わせて作っていくことが求められます。

 

大きくは厨房があるかないかというところが大きな差であると考えます。

 

次に住宅です。

 

住宅は店舗ほど面倒な内容の工事が無いように感じますが、唯一の違いが何十年に渡って住み続ける(利用する)可能性が大きいことが挙げられます。

 

商売では数年で内装を全てやり直すこともあれば、店舗自体が無くなってしまうことも十分に考えられますが、住宅は一般個人の方が素人としての見方でものを見ますので、細部にまで丁寧に作りこむことが求められます。

 

店舗など、綺麗に仕上がっているような店内でも、細部を見ると、意外と隙間があったりするものなのです。

 

これが住宅ではそのレベルではお客さんが納得してくれないケースがほとんどですので、そのあたりが商売の水ものの箱との違いと言えます。

 

それぞれが工事として難しさを秘めており、例えば店舗ですと工期がほとんど無い中で突貫工事で進めることになるでしょうし、(すぐにでも商売を開始して収益を得たいから工期も必然的になくなります)、オフィスの場合も立退き時期に合わせての工事ですので工期は短いことが多いのです。

 

その為に、どれだけ綺麗に仕上げるかということより、どれだけ早く工事を終えることが出来るかのほうが余程重要だということです。

 

住宅の場合は顧客の目の厳しさが素人感覚であることをよく理解しておく必要があるということです。

 

商売をしている方でしたらある程度のことは理解できるでしょうが、(お互いお金を設けることを生業としている者同士だということ)一般の方はそれをもとにお金を稼ぐ訳ではありません。

 

その辺をよく理解することが問題を回避するためには必要だと考えます。